海外在住者の強い味方『HISモバイル』を契約したので手続き方法をご紹介|日本に帰らなくても手続き可能⁉

ベトナム

こんにちは、こうきちです。

先日、日本に帰国した際に、『HISモバイル』を契約しました。

『HISモバイル』はこちらの記事で紹介しているように、日本にあまり帰国しない海外在住者にとってかなり大きなメリットがあります。

【HISモバイルの特徴】
月額290円(税込、1GB契約で100MB以下使用の場合)
電話番号保持可能
・海外での日本との電話(有料)
・海外でSMS受信料無料(ワンタイムパスワードなど)
・ドコモ回線
・eSIM対応
・使わない月が続いても自動解約なし
・初期費用が3300円

今回は実際の設定方法とその設定に必要な日本滞在期間を実体験をもとにご紹介します。

HISモバイル

申し込みの段取り

申し込みの段取りは以下のようになります。

  1. Webから申し込む
  2. 住所確認の郵送が届く
  3. Web上で住所確認コードを入力する
  4. 現在の契約会社にてMNP予約番号の発行
  5. HISモバイルにてMNP予約番号の入力
  6. SIMカードのアクティベート

赤字で書いたところが日本でやるべきことになりますが、代理人が郵送物を受け取って住所確認コードが確認できるのであれば、完全に海外からでもHISモバイルへ乗り換え可能です。

1.Webから申し込む

こちらのHISモバイルのページから「申し込む」ボタンをクリックして進みます。

通常のSIMカードかeSIMか

通常のSIMカードにするか、eSIMカードにするかの選択肢が現れますが、ご自分の機種に対応して使いやすい方にしましょう。

「eSIM」とは?
eSIMはスマホ内に内蔵されたSIMカードで、物理的なカードではなくスマホ内での設定のみ必要とします。おおよそ、SIMフリーでiPhone11以降の端末であれば対応しているようです。詳細はご確認ください。

筆者の場合は、eSIMを選択しました。
SIMフリー端末(iPhone)でベトナムではViettelのSIMカードを挿入して使用していますが、HISモバイルのeSIMと併用して使用できています。そのため、日本とベトナムの往復ではSIMカードの抜き差しの手間が省けて便利になりました。

ただ、併用できないパターンとして、「どちらのSIMもAPN構成プロファイルが必要な場合」がありますのでご注意ください。2023年1月現在のiPhoneではAPN構成プロファイルは1つしかインストールすることができないからです。

例えば、ViettelのSIMカードはAPN構成プロファイルを必要としていませんが、もしViettelもeSIMにしようとした場合にAPN構成設定が必要になる可能性があります。その場合はHISモバイルとViettelのどちらかを物理SIMにしてAPN構成プロファイルを1つにする必要があります。

APN構成プロファイルの有り無しを確認する方法(iPhone)
iPhoneの[設定]アプリ→[一般]→[VPNとデバイス管理]にAPN構成プロファイルがインストールされているかどうかで確認できます。

Android端末の場合も対応しているかどうかはHISモバイルのページで詳細に記載されているのでご確認ください。

必要なもの

続いて、申し込みに必要なものは以下になりますので準備しておきましょう。

  • 本人確認書類(運転免許証など)
  • クレジットカード
  • メールアドレス

本人確認書類をアップロードした後、確認が完了されるまでは約10時間でした。

その後、本人確認書類の住所(日本)に「住所確認コード」が郵送されることになります。
郵送には土日祝日を除き約3日~4日ほどかかるようです。

2.住所確認の郵送が届く

住所確認した書類に記載の住所へ「住所確認コード」が記載された郵送物が届きます。

自分で受け取るか、家族が住んでいれば代理の方にその「住所確認コード」を確認してもらいましょう。

ちなみに、この「住所確認コード」が記載されている郵送物にはその後の手順全てが記載されています。

3.Web上で住所確認コードを入力する

郵送物に記載のWebページから「住所確認コード」を入力します。

4.現在の契約会社にてMNP予約番号の発行

現在お使いの通信会社の手順通りにMNP予約番号を発行します。

MNP(Mobile Number Portability:携帯電話番号ポータビリティ)は、電話番号をそのまま次のHISモバイルに引き継ぐための手続きになり、もし番号が変わってもいいという場合には、この手続きは不要です。

筆者はLINEモバイルを利用していたので、LINEモバイルの個人ページからMNP予約番号を発行できました。通常、当日~3日ほどかかるとのことでしたが、24時間程度で発行完了のメールが届きました。(1月2日の祝日に申し込みましたが、翌日3日にメール届きました)

5.HISモバイルにてMNP予約番号の入力

手順2の郵送物の案内に沿ってHISモバイルのWeb上でMNP予約番号を入力します。入力してから受諾されるまでは数分程度でした。

6.SIMカードのアクティベート

こちらも手順2の郵送物の案内に沿って進めます。

iPhone上でAPN構成プロファイルのインストールしたり設定をしたりします。

SIMカードの返却
筆者の使用していたLINEモバイルでは、解約して全ての手続きが終わった後、SIMカードを郵送して返却する必要がありました。送料自己負担で封筒に入れてSIMカードを郵送します。

手続きに必要な期間

前項目に記述の通り、時間がかかる場所は以下の通りです。
・「本人確認書類の確認(Web上)」が1日程度
・「住所確認コードの郵送(現地)」が土日を除いて3~4日程度
・「MNP予約番号の発行(Web上)」が当日~3日程度

日本滞在期間が短い場合は、日本帰国前からこの手続きを進めておくことをお勧めします。

おまけ)ベトナムに帰ってSIM併用する様子

筆者はHISモバイルのeSIMと
ベトナムのViettelの通常SIMカードを
併用しているので物理SIMカードを入れ替えずにデュアルSIMになっています。

iPhoneの[設定]画面→[モバイル通信]と進んでいくと2つの回線が主回線と副回線として載っており、両方をオン/オフできるようになっています。

ベトナムにいるときはHISモバイルの回線をオフにしておきます。

iPhoneの設定画面

まとめ

日本に帰る機会が少なく、月々の契約料を可能な限り最小限に抑えたいという方にオススメのHISモバイルの申し込み手続きをご紹介しました。

日本に帰らずとも大部分が手続きできてしまうので、乗り換えをお考えの方の参考になれば幸いです。

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