こんにちは、こうきちです。
先日、ベトナムのハノイでアストラゼネカのワクチンを接種してきました。(2021年8月20日)
ベトナムではワクチン接種がだんだん進んできていますが、まだこれから接種という方も多いのではないでしょうか。
日本ではファイザーやモデルナが一般的に使用されていますが、ベトナムではアストラゼネカの割合が一番多く、その副反応も気になる方が多いかと思います。
場所や団体によって様式が異なることは多々あると思いますが、一例として参考にしていただければと思います。
※本記事に記載している情報は一例であって、誤っている可能性もありますので参考程度におさめ、必ずご自身で現地でご確認ください。責任は一切負いかねます。
また、在ベトナム日本国大使館が出している情報もありますので、合わせてご確認ください。
本記事でご紹介する方法は大使館主催の接種ではなく、ベトナムの様式に沿った接種方法になりますので大使館情報とは異なりますのでご注意ください。
どこで申し込むのか?
通常、外国人である私たちは職場単位や住んでいる建物単位で申し込みます。
(※大使館主催の接種の場合は別です)
私の場合は職場単位での申し込みでした。申し込んだ当日に予約が取れた連絡が来て、翌日に接種できるという超急展開でした。心の準備もないまま接種会場へと向かうことになりました。
ベトナムでは急に決まって急に連絡が来るということが日常茶飯事なので、一応耐性はありましたが命に関わるかもしれないワクチン接種ですので今回は緊張しました。
また、ハノイに住む友人(日本人)もマンションで申し込んでいて、当日の朝に急に連絡が来て接種することになっていました。
ちなみに、ベトナム人であれば専用サイトに登録することで、順番に呼ばれて接種できるそうです。
副反応に対する保険は?ベトナムからの医療費は出るか?
まず、ベトナム政府からの私たち日本人への医療負担はありません。(在越日本国大使館情報)
そのため、みなさんが加入している保険が、副反応に対する医療費に適用されるかを問い合わせてみることをオススメします。
私の加入している保険は適用なしとのことだったので、血栓症や高熱が出た場合が心配で、アストラゼネカ接種はかなり迷いました。(が、打ちました)
接種の前に準備しておきたいもの
- 体温計
- 解熱剤
- イオンドリンク(ポカリスエットのような電解質とビタミン系)
- 2日分の食料作り置き
- 接種前によくご飯を食べておく(元気)
接種後に副反応で熱や頭痛が出た場合は起きるのも辛くなりますので、しっかりと前準備しておきましょう。
ベトナムでは薬局に行って「ワクチン接種を受けます」と伝えると、決まったように解熱剤とイオンドリンクを出してくれます。
こちらの解熱剤(パラセタモール)は、症状がでいる時に朝晩の食後に2錠ずつ飲むそうです。
こちらの粉タイプのイオンドリンクは、ポカリスエットのように水に溶かして飲みます。味も結構美味しかったです。
上記、写真の錠剤とイオンドリンク合わせて10万ドン(500円)以下でした。
備えあれば憂いなし。
接種当日の持ち物
- ボールペン
- パスポート
- 水(水分補給)
接種会場では大人数が来ており、全員問診票を書くため、自分のボールペンを持っていくことをオススメします。
パスポートは私の場合実際に使用する場面はありませんでしたが、身元確認など行う可能性もあるので身分証明書として持っていくことをオススメします。
接種会場までの交通手段(社会隔離中)
2021年8月24日現在、ハノイでは社会隔離でバスもタクシーも走っていない状況ですが、ワクチン接種目的であれば接種会場までマイリンタクシーで行くことができます。
ただし、タクシーに乗るためには通行証明書が必要です。
ご自身の会社かお住まいの建物のオーナーに準備してもらいましょう。
稼働しているマイリンタクシーの台数は限られていますので、電話予約をオススメします。
▼マイリンタクシー電話番号
1055
え?4桁??
と思われるかもしれませんが、合っています。騙されたと思ってかけてみてください。(ベトナム語)
タクシーは通常のメーターで走り、助手席と後部座席の間に巨大なサランラップの仕切りがあります。料金を渡すときはそのサランラップ上の隙間から渡すことができます。(特に特別料金ではありませんでした)
会場での流れ
- 問診票と同意書の記入(ベトナム語のみだが基本サインだけ)
- 体温・血圧測定
- スタッフによる問診(英語・ベトナム語)
- ワクチン接種
- 様子見
- 接種証明書の受け取り
- 解散
13時半からの予定でしたが、会場へは早めに13時過ぎに着いてしまいました。
予定時間の13時半になると、医療スタッフが動き出し、まずは問診票が配られました。
既に事前登録してあったので名前やパスポート番号などの基本情報は記入済みの用紙でした。(ちゃんとしてる!)
大人数いるので4列に縦に並び、間隔を開けるように指示されます。
前の人から順に接種会場へ入り、体温測定や血圧測定を行なっていきます。
医療スタッフによる問診は私の場合はたまたまなのか英語の話せるスタッフだったため問題ありませんでした。苦手な方は通訳さんと行くことをオススメします。
アレルギーや飲んでいる薬の説明などは結構英語でもベトナム語でも難しいですよね。
問診で問題がないとすぐにワクチン接種が行われます。
接種後はアナフィラキシーショックが出ないか確認するため待機室でしばらく待ちます。
その待ち時間中にスタッフはワクチンの接種記録証明書を作成してくれています。証明書が出来上がると解散になりました。(およそ30分〜1時間くらい)
ここで注意点ですが、証明書は手書きだったため、証明書に記載されている情報はよく確認しておきましょう。
- 自分の生年月日の月日が逆になっていないか(ベトナムでは記法が異なる)
- 名前のスペルが間違っていないか
この証明書は次回2回目接種の時にも使いますので、要確認です。
私は月日が逆になっていました。
副反応
副反応は人によって大きく異なりますが、私の場合はこんな感じでした。
1日目 | 14:00 | ワクチン接種 |
(夜) | 特に異常なし | |
2日目 | 8:00 | 37.5℃の微熱がでる |
13:00 | 微熱に加え、軽い頭痛 | |
15:00 | 解熱剤を飲む | |
20:00 | 熱が引いてきて頭痛も止まる(解熱剤すげー) | |
3日目 | (朝) | 体調が元に戻るが、接種した方の腕はまだ少し筋肉痛のような違和感あり |
4日目 | (朝) | 腕の違和感もなくなり、完全に元に戻る |
一緒に受けた同僚は、熱が出なかった人もいれば、39℃まで上がった人もいました。
本当に人それぞれです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
ご覧になって疑問に思った方もいるかもしれませんが、接種前にPCR検査やクイックテストはありませんでした。そもそも当日に連絡が来るので受けれないですが。。
大使館主催の場合はPCR検査結果が必要になる可能性があります。
少しでもみなさまのお役に立てていれば幸いです。
※本記事に記載している情報は一例であって、誤っている可能性もありますので参考程度におさめ、必ずご自身で現地でご確認ください。責任は一切負いかねます。
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