列車スレスレのスリル満点のカフェ

ベトナム

こんにちは、こうきちです。

ハノイには様々な観光スポットがありますが、列車のレール自体も観光スポットになっています。

ベトナムではハノイからホーチミンまで片道30時間の南北統一鉄道が通っているのはご存知でしょうか?

列車といってもかなりゆったりしたスピードで走るので、意外と近くで見ることができます。

今回は、列車がスレスレで見ることができるカフェをご紹介します!

南北統一鉄道とは?

南北統一鉄道は、1935年に開業したハノイからホーチミンまで1726kmを結ぶ鉄道です。

とても歴史が長く、車両自体も古いですが、今日でも多くの人に利用されています。車両ごとにランク分けされており、木の椅子の車両から寝台列車まで分かれています。長距離を移動する人には寝台列車がオススメです。

列車はハノイ市内を走るときは家が近かったり踏切も多かったりするので、30~40km/hほどのゆっくりめで走ります。ですので、今回ご紹介するカフェでもそれほど速くありません。
郊外であっても速くても80km/hくらいしかスピードは出ません。

ちなみに、この南北統一鉄道以外には、ベトナムでは日本のように電車はあまり発達しておらず、近年ようやくハノイに高架鉄道が開通しました。ただ、それも13kmほどの短いものですので、移動手段として使うにはやや不便ではあります。

線路沿いにカフェが集まっている

線路沿いから列車を眺めるだけなら、線路沿い数千kmのどこから見てもいいのですが、今回ご紹介するのは特にハノイの密集した市街地の中を駆け抜けており、線路に面してカフェが数件連なっています。

カフェが連なる場所

写真をご覧の通り、線路沿いに家やカフェがギリギリまでせり出しており、列車との距離は1mほどですw

このようにカフェが線路に面して立っているのはこのあたりしかありません。

座ってる目の前を列車が通過

カフェまでは線路を歩いて行くしかない

列車がやってきました

このカフェの密集地帯はハノイ旧市街の西側のTrần Phúという道路の近くです。

北側方面はロンビエン橋を超えてバクザンやハイフォンまで続いており、南方面はハノイ駅を越えてホーチミンまで続いています。

踏切のところから線路沿いに歩いて行くとカフェに着きます。

そう、カフェに入るためには裏口というのがなく、線路沿いが表口(?)になっています。

後ろから列車が来ないか少し怖いですが、そんなに距離はありません。列車が来る時はみんな忙しく椅子やテーブルなど内側に収めるので、気づきやすいです。

ちなみに、踏切は手動で、スタッフが閉めています。踏切の傍の小屋にスタッフが待機しており、列車が来るタイミングになると遮断機を出します。が、バイクはそれでも遮断機の隙間を通ってグイグイ通り抜けて行くので、遮断機を通すだけでも結構時間かかります。危険極まりないですね。笑

時刻表

実はここを通る列車は、1日に数えられるほどしかありません。

時刻表

一応時刻表はこのようになっていますが、時間はあまりあてにならないと思っていた方が良いです。遅い場合もあるし、早い場合もあるそうです。

朝か夕方以降が多い時間帯ですので、一日市内を観光し終わった後に夕方にこのカフェに来てくつろぎながらもスリルを味わって気分爽快になるのがオススメです。

フードメニューも意外と充実

カフェだけあってドリンクメニューが充実しています。

フルーツ系ジュースやスムージーを始め、ベトナムコーヒーもあります。
中でも、ハノイ名物のたまごコーヒーもオススメです!

たまごコーヒーって何?気持ちわる!
って思う方もいるかもしれませんが、想像している卵っぽさはありません。笑

苦味の強いベトナムコーヒーの上に卵白を泡立たせたメレンゲを乗っかっており、苦味と甘みが合わさってケーキを飲んでいるような感覚です。(わかりづらい)

ここ10年くらいで生まれてきた新しいコーヒーです!

たまごコーヒー

お店によりますが、カフェっぽい佇まいでも食べ物も充実しています。

線路を目の前にフォーを食す

フォーやミーサオ(焼きそば)を始め、ベトナム料理が充実している印象です。海外からの観光客としてはベトナム料理も食べれて一石二鳥ですね。

まとめ

列車を間近で見ることができるカフェは世界にもあまりないのではないでしょうか。

ぜひ、ベトナムに来た際には立ち寄ってみることをオススメします!

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