ベトナムで新型コロナウイルスに感染しました|現地状況と症状や治療についてご紹介

ベトナム

こんにちは、こうきちです。

ついに新型コロナウイルスに感染してしまいました。

現在は回復して落ち着いているので、ベトナムの感染状況と症状などをまとめていきたいと思います。

ベトナムに住んでいる方へ、何かしら参考になれば幸いです。
また、日本にいながらベトナムへ渡航予定で、現地で感染した時の心配をされている方へも参考になるのではと思います。

ベトナムの新型コロナ感染状況

ベトナムのハノイに住んでいますが、感染が日々拡大しています。

2022年2月20日時点では、市中感染者数が4万7192人となり、3日連続で4万人超えです。

その中でもダントツに感染者が多いのはハノイ市で1日5千人を超えています。1月からハノイは増え始め、大きく減りも増えもしない状態を続けています。いつまで続くことやら・・

逆に、南部のホーチミンやビンズオンでは1日千人以下で、ハノイ市と比べるとかなり少ない数字になっています。ハノイからしたら羨ましい!と思ってしまいますが、昨年の7〜9月に南部は感染爆発して医療崩壊になる程でしたので、現在は多くの方が抗体を持っているということなんでしょうか。

テト中に南部のフーコックやクイニョンを訪れましたが、街を出歩いている人の数が多く、帰省した人や観光客でかなり賑わっていました。(逆にハノイは閑散としており相変わらずシャッター街になっていました。大半が田舎に帰省しているというのもありますが)

ベトナム全国の感染者数(VIETJOより

各市の規制状況を見ても、カラオケやマッサージが依然として営業禁止されているハノイ市に比べ、ホーチミンなどは2月現在解禁されています。それなのに感染者が増えないのは素晴らしいですね。
ハノイ市の規制は8〜9月のロックダウン以降徐々に緩和されていますが、それでも他と比較すると厳しく、お店は夜9時までの営業だったりバイクタクシー(Grabなど)や映画館もなぜか2月までずっと禁止されていました。政府のお膝下ハノイには規制が緩和されづらい何かがあるのかもしれませんね。

ただ、2022年3月15日から観光市場を開放・正常化することに政府が同意しているため、残り1ヶ月の間でどんどんハノイの規制も緩和されてくるのではないかと淡い期待をしているところです。

ワクチンの接種状況

ワクチンの接種状況はどうなっているのでしょうか。

Google検索で「ワクチン接種状況 ベトナム」と検索すると以下の表が出てきます。

ベトナムのワクチン接種状況

最新の2月13日時点の接種状況が簡単に閲覧できます。
比較用に日本のも載せておきました。

日本のワクチン接種状況

ベトナムは各国の中でも高いワクチン接種率を誇っており、ブースター接種も3割を超えています。(日本は12%)

実際に筆者も3回目を打ちに行きましたが、かなり迅速化されているのを感じました。

用紙に記入→問診→接種→待機→帰宅

この流れが確立化されており、全部で20分程度で待ち時間がほぼなくてかなりスムーズでした。

新型コロナの症状と治療方法

さて、ようやく筆者の感染状況についてのお話です。

前提として筆者は3回のワクチン接種を済ましております。
 1回目 アストラゼネカ(8月接種)
 2回目 アストラゼネカ(10月接種)
 3回目 ファイザー  (1月接種)

3回済ませた上で感染しました。

1日目

最初の症状は、朝起きた時の喉の違和感でした。
なんか喉が乾燥するようなイガイガを感じましたが、最初は暖房の影響かと思いました。

その日の午後になると、えへん虫のように咳とまでは行かなくても喉の粘膜が普通ではない感じがしていました。

2日目

朝起きてイガイガが治っていることを期待していましたが、変わらずでした。
幸い持っていたイソジンで喉を消毒します。

念の為、クイックテストをしてみると陽性でした。。
即刻帰り、薬局で薬を買って隔離の準備です。

買った薬などはこちらです。
 ・喉の痛み止め3種類(Cefuroxim, Thymomodulin, Methylprednisolon)
 ・解熱薬(Parasetamol)
 ・喉飴
 ・水に溶かして飲むビタミンCの粉末
 ・クイックテスト一式

解熱薬とイオンドリンク
喉の痛み止め(3種類)

3日目

喉の調子は悪化して咳とくしゃみがありました。加えて、37.5℃くらいの微熱が出てきました。

熱がひどくなる前に解熱剤を飲んで様子を見ることにしました。夜寝る時も暑かったので喉が渇き、イオンドリンクが役に立ちました。

一日中家にいて暖房をつけているので空気が乾燥しやすく、除菌も兼ねて加湿器があると便利です。

4日目

熱は若干さがったものの咳が少し出る感じです。くしゃみは減りました。

まだ体調が万全ではないので、倦怠感もあり睡眠を十分に取るようにしました。

5日目

熱は下がり、たいぶ回復してきたと思えるようになりました。熱が下がることで昼間も起きていられるようになり元気が出てきました。

咳や痰はまだ残っているのでまだウイルスがいるなと思える状態です。

6日目

熱も咳もくしゃみも完全におさまりました。

ただ、喉の調子が100%万全ではなかったです。痛みや咳はないものの、たまに痰が出る感じです。

体自体は元気なので動きたい、外に出たい欲が出てきました。

この隔離中はずっとNetflixをみて時間を潰していました。潰していたというかハマっていました。ベトナム人の友人にテラスハウスおもしろいよって言われて以降、ハワイ編と軽井沢編を一気見!

7日目

喉の違和感も減ってきて、さすがにもうウイルスが出ていったかなと思いました。

念の為、クイックテストをしてみると陰性でした。

ついに外に出れる!?と喜びましたが、念の為まだ数日は自宅待機してウイルスが完全にいなくなるのを待とうと思います。

自宅療養者の隔離期間は7日間

ベトナム保健省のガイダンスによると、無症状や軽症の感染者は自宅療養を受けることができ、7日間の隔離の後に抗原検査で陰性の結果であれば隔離終了です。

※医療機関に入る必要のある感染者は、隔離・治療期間が5日以上経過し、臨床症状が軽快し、解熱剤を服用しなくても発熱症状がなく、検査結果が陰性またはウイルス量が少なかった場合、退院することができます。

▼自宅療養者の隔離期間を7日間に短縮
https://www.viet-jo.com/news/social/220218171505.html

つまり、筆者も7日目に陰性の結果が出ているので自宅の外に出れるということでした。長く引きこもっていると逆に外に出ていいのか遠慮してしまいますが、これで自宅療養完了です。

昨年までは感染すると過去の移動経歴を調べられ個人情報は公開され、病院や隔離施設へ送られるのが一般的でしたが、それに比べるとだいぶ措置が軽量化しました。精神的負担も軽くなりましたね。

まとめ

いかがでしょうか。
ベトナムでいざ感染した時は不安になりますが、ワクチンを接種していれば大半の方は無症状か軽症と聞きます。1週間ほどで治れば、普通の風邪とそう変わりませんね。(重症化しなかったという結果論ではありますが)

この記事が皆様のお役に立てば幸いです。

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