こんにちは、こうきちです。
今回は掲題にもある通り、ベトナム在住５年間の筆者が選ぶ、満足度No.1のリゾートホテルをご紹介します。ついに見つけてしまった！という感覚です。
ホテルの場所は今観光地として不動産開発真っ盛りの南の島・フーコック（ Phú Quốc）です。フーコックはVinpearlホテルをはじめ、インターコンチネンタルやJWマリオットなど多くの５つ星ホテルが立ち並んでいます。お金を出せばそれなりにクオリティの高いホテルに泊まれるのはもちろんなのですが、誰しも安い金額で良いホテルに泊まりたいものですよね。
今回のリゾートホテルは、本格的な欧米料理にプライベートビーチと透明度抜群のプール、そして値段も高すぎず泊まれる最高のリゾートです。唯一(?)の欠点も載せているので、最後まで読んでいただけたら幸いです。
正直、数百名を収容できる大規模リゾートではないので、こっそりおすすめしたいリゾートホテルです。
プールの透明度はベトナムNo.1（！？）
写真からも分かる通り、プールの奥もはっきり見えるほど透き通っています。絶え間なく循環される水と毎朝の清掃でこの清潔さが守られています。
プールは海とつながるインフィニティプールになっており、そのまま海に行くこともできます。
プールと海の間にある芝生も美しい！
ゴロゴロ転がりたくなる芝生
リゾートは周りの人家とは離れたところにあって海と森の自然に囲まれています。そのため、周囲の生活音やバイク音も全く聞こえません。プールでゆらゆら浮いたりプールサイドの椅子に横たわって本を読んだり思い思いに寛ぐことができ、これぞまさにリゾート！って感じです。
ちなみに、夜のプールはライトアップされてとっても綺麗です。
色のセンスがいい。
プライベート空間
先ほども少し書いたように、このリゾートの周りは全て森と海で囲まれています。
ビーチも宿泊客のみが利用できるプライベートビーチです。
そのため、周りの目を気にせずゆっくり寛げますし、海に入るにもビーチに置いておく荷物の心配も要りません。
本格欧米料理レストラン
リゾートに長くゆっくり滞在するならレストランの味は結構重要ですよね。
プールのすぐ横には海を眺めながら座ることのできるレストランが併設されています。ピザやハンバーガー、ステーキなど欧米料理が多く取り揃えられています。しかもどの料理も本格的！
このリゾートのマネージャーが欧米人で、よく敷地内を歩いて品質チェックしたり宿泊客と雑談したりしているのを見かけます。これが他のホテルとの大きな違いかもしれません。
レストランは朝昼晩開いており、朝は質の高い朝食ビュッフェが食べられます。夜もたまにイタリアンビュッフェなど開催することもあるようです。もちろん夜は通常のメニューもあります。
清々しい朝に海を見ながら食べる朝食は至高の贅沢！
ハノイやホーチミンの喧騒は忘れてしばしゆっくり時間が流れます。
日が差してきたらスタッフが大きなパラソルをテーブルごとに広げてくれるので安心です。カプチーノや各種コーヒーも配膳してくれます。
野菜も新鮮なものばかり。
筆者的にはよくスーパーの輸入野菜で見かける小さな（高級?）キャベツが柔らかくて美味しかったです。トマトと玉ねぎのカルパッチョもイタリアンドレッシングとマッチしていて美味しく、久しぶりに食べたハッシュドポテトもやみつきの美味しさでした。
よくホテルのケーキは甘すぎたり乾燥していたりしますが、このにんじんケーキもパサパサしていなくてちゃんと美味しいです。
このレストラン、夜のライトアップもおしゃれで色合いも綺麗です。
また、今ご紹介したのは２階にあるレストランですが、１階にもテーブルがあり、海と同じ目線で食べることができます。１階も２階も（朝・昼・晩）営業しています。
しかも、値段はそこまで高くはありません。どれも20万ドン（1000円）以上はしますが、それなりにサイズが大きいので1.2人前くらいありそうなボリュームです。
屋外映画シアターでまったり
夜になると海辺のスクリーンに映画を映して鑑賞できます。
音声は配られるBluetoothヘッドフォンで流れるので、映画を見ないお客さんは静かに過ごすこともできます。この心配りが素晴らしいですよね。
椅子とテーブルはこんな感じで、半分横になって寛ぐことができます。
夜は星が見えるので、ここに横になりながら映画に疲れて上を見れば満点の星空です。
全てヴィラタイプのお部屋
客室は全てヴィラタイプの部屋となっており、海から３列並んでいます。
今回は2人部屋でしたが、2人にしては広々としており、トイレとシャワーはこの部屋の半分外にあります。半分外というのは、一部屋根が空いていて外と繋がっているんです。このため、トイレに行くときも音や臭いなどそこまで相手に気を遣わなくて済みます。
ヴィラタイプではありますが、あまり室内では虫を見かけませんでした。レモングラスのアロマを炊いてくれていたり、窓際には蚊取り線香を用意してくれているためかもしれません。夕方17時くらいになるとリゾートスタッフがカーテンを閉めにきてくれます。オートカーテン。
洗面台は情緒を感じる色合いとデザインで、アメニティグッズからも（よくわからないですが）『オーガニック』を感じる品物でした。
人数によって部屋の広さは異なりますが、どの部屋もお湯の出るジャグジーと屋外スペース付きです。とても開放感ありますが、すだれを下ろして目隠しをすることもできます。
遊び道具も充実！
ホテルはプライベートビーチになっているので、そこでカヌーやシュノーケリングができます。しかも道具は全て無料で貸してくれます。海辺に準備されているので好きなものを選びましょう。
ビーチには監視員さんもいるので、カヌーを海へ出すときや陸に上がる時、海の上でヘルプが欲しくなった時に手伝ってくれます。
また、ビーチにはバレーネットがあるので、ビーチバレーをすることもできます。最高ですね。
ちなみに、リゾートのビーチは砂地だけでなく、半分が岩場なので、シュノーケリングを十分に楽しむことができます。通常、魚は何もない砂地よりも、隠れる岩や海藻がある方が生活しやすいので、岩場の方に魚がいっぱいいます。
筆者がシュノーケリングした時には、小魚の他にカンモンハタや手のひらより少し大きいタコやカニがいました。よーく探してみてください。
また、リゾート内には簡単なトレーニング器材も用意されており、体が鈍らないよう筋トレすることも可能です。屋根はありますが、もう四方の壁がないので、自然の中でトレーニングする新しい感覚です。
※器材は限られているので、あまり期待しすぎない方が無難です。この写真に写っているのでほぼ器材全てです。
このリゾートの欠点は？
プールよし！ご飯よし！サービスよし！のリゾートですが、欠点はあるのでしょうか。
プライベート感満載で静かな環境の反面、街からのアクセスは車で約20分ほどで、ホテル外の売店やレストランに行こうとすると、タクシー移動になる点が欠点でしょうか。
他の手段としては、バイクをレンタルすることができるので、運転できる方にとっては便利です。
・24時間15万ドン（約750円）
・12時間7万５千ドン（約325円）
ご飯も設備も充実しているので、1日中リゾート内で過ごす方にとっては最高の場所と言えるでしょう。
リゾート詳細
場所はフーコックの中心街から北に車で20分ほどの西側ビーチ沿いです。
空港からの送迎もやっているのでお願いした方が便利です。
ホームページ：https://www.chensea-resort.com/
気になるお値段
筆者が行った時は2022年2月のテトなので通常料金の何割か増しになっていると思いますが、その時の料金をご紹介します。
Sea View Villaの2人部屋（1泊）・・・2,730,504VND（約13,652円）
この料金には朝食も含まれており、追加で払うのは昼と夜のレストラン飲食代やマッサージ料金、バイクレンタル料くらいです。
2人でこの値段であれば、1人6,826円ですので、日本のビジネスホテルと同じくらいの価格でしょうか。テト料金でこの値段はコスパ良すぎると思います！
※ちなみに、2022年3月の普通の土日であれば、1,829,922VND（約9,149円）のようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
リゾート開発の進むフーコックにありながら、ベトナムの喧騒を忘れさせてくれるようなプライベート空間と本格的な欧米料理が食べられるホテルをご紹介しました。日本からの旅行者にはもちろん、ベトナムに住んでいる方にとっても息抜きに最適ではないでしょうか。
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