ベトナム駐在員の1ヶ月の生活費を公開(ロックダウン編)|食材の値段や外食費用もまとめてみました

ベトナム

こんにちは、こうきちです。

ベトナムはコロナの感染者数が増えており、国中で厳しい社会隔離(ロックダウン)の措置がとられています。必要最低限のお店しか空いておらず、外出規制もかかっています。

ハノイは7月24日からそのような措置がとられており、もうすぐ8週間が経とうとしています。飲食店は持ち帰りもデリバリーも禁止されており、スーパーでの買い物だけができる状態です。重要な用事がある場合は公安の了承を得た通行証を持参する必要があります。

つい最近、用事があって外出した時の街の様子はこちらの動画をご覧ください。
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今回はそんな外出が許されない状態で自炊した結果、かなり食費が抑えられたので、一体いくらになったのかご紹介したいと思います。

ベトナム生活を謳歌できるものではないと思いますが、人によって食べるものが異なる食費の最低ラインとして参考になるかと思います。

よく言われる「月5万円生活」が可能なのかどうか見てみましょう。

(追記)
9月21日より規制緩和され、外出とデリバリーや持ち帰りが可能になりました。ただ、飲食店での飲食は認められていません。

1ヶ月自炊の生活費を公開

先に結果を伝えると以下のようになりました。

【8月の出費(1人暮らし)】

  • 食費:19,701円
  • 交通費:660円
  • 日用品:2,875円
  • Netflix:1,100円
  • SIM:600円
  • 電気:5,318円
  • 水道:420円
  • 家賃:(部屋によって変わるので、ここでは割愛します)

合計:30,674円

つまり、家賃を2万円以下に抑えられれば月5万円生活は可能ですかね・・
でも実際は2万円以下の部屋に住むのはかなり難しいです。

ハノイの家賃は郊外であれば比較的安いですが、中心地の方であれば2万円の部屋を探すのは難しそうです。ベトナム人がよく住むアパートでは1Kをシェアしていますが、1K自体も2〜3万円します。衛生面や近所の騒音、防犯面を考えると、少なくとも4万円くらいはすると思います。

そのため、郊外や田舎で外食をほとんどせず、のほほんとした暮らしができるなら月5万円生活も夢ではないかもしれません。(むしろ鶏や野菜を育てる勢い?)

それぞれの出費について、細かくみていきましょう。

食費について

食費についていですが、特に食べたいものを制限はしていません。

個人的に筋トレをしているので、タンパク質の多めで脂分の少ないご飯を食べる傾向にありますので、お肉は鶏肉のもも肉か胸肉だけを食べています。(気づいたら自炊期間中、牛肉豚肉を食べていませんでした・・・!)

また、普段は生鮮食品はローカルのスーパー(Vinmart)を利用していますが、味噌やごま油などの日系調味料だけは日系スーパー(富分)で購入しています。日系調味料は輸入になるので割高になります。お弁当類もほどんど購入していません。

割高な日系調味料を抜いて全部ベトナムの調味料で済ませればもっと食費安くはなりますが、たまには日本の味を食べたくなるものですよね。

割高な調味料

  • ゴールデンカレー198g・・・14万ドン(700円)(日本では170円
  • だし入り味噌 750g・・・19万5千ドン(975円)(日本では315円
  • 純正ごま油PET 400g・・・18万ドン(900円)(日本では591円
  • 味ぽん 360ml・・・12万5千ドン(625円)(日本では303円
  • のりたまふりかけ 28g・・・5万5千ドン(225円)(日本では105円

生鮮食品などの目安

  • 鶏むね肉(1kg)・・・91,400VND(457円
  • 鶏もも肉(1kg)・・・122,900VND(615円
  • 豚肉(1kg)・・・164,900VND(825円
  • 牛肉ヒレ(1kg)・・・ 358,900VND(1795円
  • キャベツ(1kg)・・・18,000VND(90円
  • レタス(1kg)・・・49,800VND(249円
  • かぼちゃ(1kg)・・・15,800VND(78円
  • しめじ(100g)・・・28,500VND(143円

ご覧いただいてわかるように、鶏肉や一般的な野菜は日本と比べてもかなり安いです。これらの食材を中心とした献立にすれば、1ヶ月の食費はだいぶ削れますね。

鶏むね肉と鶏もも肉

ミネラルウォーター

Lavie

ミネラルウォーターは1ボトル19リットルで6万ドン(300円)です。

私の場合は1ヶ月でおよそボトル2.5本(47.5リットル)を使いました。値段にすると15万ドン(750円)です。

夏の暑い時期なので飲み水としてもたくさん消費し、毎日のコーヒーやお米を炊いたり料理にも使います。

よく口を濯ぐ時にミネラルウォーターを使う方もいらっしゃいますが、私の場合はそれは水道水で行っています。(たまに飲み込んでしまいます)

逆に、ロックダウン以外の時期であれば、家で消費するミネラルウォーターの量はここまで多くありません。毎月1ボトル(300円)くらいです。

外食した場合の目安

ちなみに、外食した場合はいくらくらいになるかも併せてご説明します。

  • Phở(フォー)・・・ 3万ドン(150円
  • Bún Chả(ブンチャー)・・・ 3万ドン(150円
  • カフェのベトナム コーヒー・・・ 2万5千ドン(125円
  • カフェのスムージー・・・ 6万〜8万ドン(300~400円
  • スタバのアメリカーノ(S)・・・ 4万5千ドン(225円
  • ローカルの居酒屋さん・・・アルコール飲み食いして一人当たり約15~20万ドン(750~1000円
  • ローカルのビュッフェ・・・ 20万〜30万ドン(1000円〜1500円
  • 日本食レストラン・・・食事だけ一人当たり約20万ドン(1000円
  • 日本食レストラン・・・アルコール飲み食いして1人あたり約50万ドン以上(2500円以上

ご覧の通り、ベトナムのレストランや居酒屋さんはローカル価格で安くなります。

日本食や中華、イタリアンなどのお店に行くと日本ほどではないですが、割高になります。(およそ日本の8割くらい?)

そのため、何の料理をどの頻度で外食するかによって、人によってかなり食費は変わってきます。

食費以外の出費

ロックダウン中だったので、基本的に外出はスーパーだけです。

そのため、娯楽費用はNetflixの1100円となり、他は特に無駄な出費はありません。一度、ワクチン接種のために会場までタクシーを利用したので交通費660円が載っています。

ベトナムでNetflixを契約したら、意外に役立った話

SIMカードは毎月600円のプランを利用して少し割高ですが、毎日3GBのデータ使い放題のため、かなり有り余っています。(もう少し削れるプランを探索中)

そして、8月という気温30度を常に上回る時期であったため、ほぼエアコンは付けっぱで、電気代もかなり高くなっています。テレワークでPCの充電頻度も多く、自炊(IH)の費用も乗っかっています。

逆に、ベトナムは水道代が激安ですw

こんなに安い水をカレーの水に使って良いものか、今でも疑問ですが、特に味に変化はないので使っています。お米を炊く時は水の味が出やすくなるため、ミネラルウォーターを使うようにしています。

ちなみに以前、クリームシチューを作ったのですが、水道水を使ったためか、シチューの乳質が凝固してしまいました。(水道水の硬水のせい?)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

外出をほとんどせず、娯楽費を削って、自炊生活のため、最低限度の生活費を紹介できたのではないかと思います。

ここに皆さんがどのくらいの娯楽費や外食費を上乗せするかによって、1ヶ月の生活費がどのくらいになるのかイメージしてみてください。

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