コロナで留学にいつ行けるかわからない状況が続いていますが、いづれ開国される日は来ます。その時に自信を持ってすぐに留学に臨めるように、今のうちからできることを準備しておきましょう。
と、その前に自分のことを話しておくと、私は2019年にフィリピン留学に5週間行きました。自分の経験から、留学の前に特に何をやっておけばよかったのかを、これから留学予定の皆さんにお伝えしたいと思います。
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留学は期間が決まっており、身に付けられるものは限られています。
留学期間中に突如覚醒していきなり英語が話せる、ということにはなりません。英語を話すためには下準備が必要ですので留学前にできることは予め準備しておきましょう。
①単語をひたすらインプット
留学期間中はとにかく話すことに重点をおくことが多いため、あまり語彙を増やすことはできないです。当然ですが、英会話では知っている語彙の中から選んで英語を話すことになります。
そのアウトプットの幅を広げるためにも、予め語彙を増やしておくことは重要です。知っていれば知っているほど、より正確に、具体的に自分の考えを話すことができます。
よく知らない単語は、知っている単語で補って説明すれば良いと言いますが、それは最終手段にしておいた方が良いでしょう。
皆さんもご存じの通り、単語を知らないと、他の単語でその事を説明したりジェスチャーで伝えたり、とってももどかしい思いをします。。
英単語の学習にはキクタンがおすすめです。
音は頭に残りやすいですし、テンポよく流れるので一度に総復習したい場合にもってこいです。繰り返しCDを回して自然と叩き込むのがおススメです。レベルや場面ごとに分かれているので自分に合ったものを選びましょう。
②中学英語を復習
実際の英語の会話では、複雑な構文は使いません。むしろ、複雑な構文を使おうとするとそれを考える時間ができてしまい、スムーズな会話にはならないでしょう。まずは基本的な文法を覚えておきましょう。
日常会話で使うのは、主に中学で習う第5文型までで十分です。
S + V
S + V + C
S + V + O
S + V + O + O
S + V + O + C
第5文型までと言っても、簡単に言うと「主語」と「動詞」があればあとはその後ろにその動詞の「目的語」を付けるだけです。大抵の会話はこれだけあれば事足ります。
誰が何をするのか、その「主語」と「動詞」だけでもすぐに出るようになれば会話を始めることができるでしょう。
この基本文型が根底にあって、あとは過去・未来・仮定・完了と形を変えていくと、話せる幅が徐々に広がります。このアレンジの幅を広げていくことがまさに英会話学習であり、使える表現が増えると自信がついて上達を実感できるでしょう。
慣れてくると、関係代名詞を使って目的語を修飾することによって、より長い文章を話すことができます。これができると「自分結構英語話せるかも!」と一瞬思います。
例えば、次のように文章を装飾していくことに慣れていきましょう。
「主語」と「動詞」の後に、言いたい事を付け加えて修飾していくイメージです。
EX)
What did you do last weekend?
- I go to the library. (原型:回答として正しくない)
- I went to the library. (過去形)
- I went to the library in front of the city hall. (前置詞で場所を付加)
- I went to the library which I often go. (関係代名詞で修飾)
- I went to the library to do homework with my classmate. (目的を加える)
中学英語の総復習には当時使っていた参考書の方が、記憶が蘇りやすく、役に立つでしょう。しかし、既に捨ててしまっている人も多いのではないでしょうか。そういう方は以下のような総復習に適した参考書もあるのでおススメです。
③留学の目標・目的を明確に
何事も目標・目的は成功への近道です。
目標設定しておけば自然と無意識でその目標に向かって努力していることもあるでしょう。目的があれば勉強を継続するモチベーションにもつながります。
留学期間は限られていますので、その中で達成できるかなと思える具体的な目標を作っておきましょう。
例)
「英語を話すことに自信を持つ」
「TOEICで800点を目指す」
「英語で物事を説明できるレベルを目指す」
また、なぜ英語を学びたいのか目的も一度考えて整理しておくと良いでしょう。勉強が辛い時の励みにもなります。
例)
「世界中を旅したい」
「外国人の友達をつくりたい」
「英語を使って仕事をしたい」
留学中は、少なくとも週に一度は、目標に向けて順調に進んでいるか、慣れによって怠慢になっていないか、などを振り返ってチェックしましょう。反省点があれば次週改善して、成功への軌道修正をします。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
留学は期間が決められているし高い費用もかかります。後悔のないように、予めできることは先に準備して臨みましょう。
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