こんにちは、こうきちです。
みなさんベトナムのコーヒーは飲んだことありますか?
実は生産量が世界第2位なんです!!
コーヒーといえば、世界第一はブラジルですよね。3位以下にはコロンビア、インドネシア、エチオピアが続きますが、数値で見ると2位のベトナムは3位のコロンビアとは倍近く差をつけています。
日本ではあまり「ベトナムコーヒー」として売られていないですが、ブレンドコーヒーにはベトナムのコーヒー豆がよく使われています。
今回は、ベトナムで出会った美味しいコーヒー豆を3つ選んでご紹介したいと思います!
★こんな方にオススメ
・コーヒーが好きで新しい豆を探している
・ベトナムが好きで家でもベトナムを味わいたい
・ベトナムのアラビカ種に興味がある
ベトナムコーヒーの特徴
ベトナムで出会ったコーヒー豆のご紹介です。
ベトナムで収穫されるコーヒーもたくさん種類がありますが、私たちが飲み慣れているスッキリした味わいの物以外にも、独特な濃さと甘くまろやかな風味を持つコーヒーの2つに分類できます。
甘くまろやかな風味で濃いコーヒー(ロブスタ種)
ベトナムで収穫されるコーヒー豆の9割近くは苦味や渋味が強いロブスタ種ですが、ベトナムではこれを打ち消すように練乳を混ぜて飲むのが一般的です。コーヒーはかなり濃いめに作られるので、練乳を混ぜることによって甘くまろやかに飲みやすくなります。
ロブスタ種は病気や害虫に強く、アラビカ種に比べて栽培しやすいことが特徴です。その分、品質に劣り安価に取引されることが多く、日本ではロブスタ種単体で売られることは少なく、アラビカ種とのブレンドや缶コーヒーに使われています。
ベトナムの製法で淹れたコーヒーをブラックで飲むのは、日本人にとってはかなり濃くて飲みづらいものと思います。筆者はもともとブラックが好きで、このロブスタ種のコーヒーもブラックで飲むようになって慣れましたが、通常の日本で飲むドリップコーヒーの3~5倍くらいの濃度はあるかと思います。(筆者の舌調べ)
濃すぎるので、濃度的に一日に一杯が限度です。
ベトナムのカフェではブラックで飲む人も多く、濃い味に慣れているようです。
この濃いロブスタ種ですが、ベトナムでは焙煎する時にバターを使うことで、マイルドで甘い香りをつけることが多いです。(味は苦くて濃いですが)
このマイルドで甘い香りを持つコーヒーはスーパーでも売られている「Trung Nguyen Coffee」が代表的です。後でご紹介します。
日本人も飲み慣れたすっきり酸味のあるコーヒー(アラビカ種)
ベトナムの街中のカフェで一般的に使われているのはロブスタ種ですが、ダラットという高原エリアではアラビカ種のコーヒー豆も収穫されます。
アラビカ種はロブスタ種に比べて、値段も高くなりますが、香りが良くて味わい深く酸味もあります。前述の通り、日本で飲まれているドリップコーヒーはアラビカ種の割合が高く、親しまれています。
ベトナム国内でもカフェやスーパーでベトナム産アラビカ種100%のコーヒーが売られているのをよく目にします。後でご紹介します。
Trung Nguyen Coffee(チュン グエン コーヒー)
一番ベトナムコーヒーらしい風味なのはTrung Nguyen Coffeeです。
前述のように、ベトナムコーヒーは甘い香りでこくと深みがありとても濃いのが特徴ですが、このチュングエンコーヒーもそれに当たります。
ベトナムではスーパーでパックを購入することができ、日本でもネット通販で購入することが可能です。
この粉のコーヒーをどうやって飲むかですが、現地ではベトナム式のフィンを使ってドリップします。この方式は使用するお湯の量が少ないものの抽出時間が長く、とても濃い味に仕上がります。
ベトナム式フィンを使わなくても日本式に紙フィルターでドリップすることも可能です。
(家で飲む場合、ベトナム式フィンは洗浄が面倒なので筆者は紙フィルターを使っています)
日本式にドリップをしてみたのですが、コーヒー粉はとてもきめが細かく、ドリップした後はチョコレートのような滑らかな茶色い見た目になります。(おいしそう!)
より現地の飲み方に似せるために、この濃いコーヒーに練乳を混ぜて飲むと苦味と中和されておいしいです。日本でもご家庭で作れる『ベトナムコーヒー』ですね!
Coffee Original
こちらはベトナム産アラビカ種を100%使用しており、苦味・酸味・風味のバランスがとても良く日本人にも親しみやすいコーヒーです。
なんといっても袋にある通気穴を通してすごくいい香りがしているので、思わず買う前から立ち止まってしまいました。
こちらは日本式の紙のフィルターを使って淹れても良く、 苦すぎないので練乳は必要ありません。ブラックでも十分おいしいですが、お好みに応じてミルクや砂糖を入れてもOKです!
ヘーゼルナッツ風味コーヒー
こちらは日本ではあまり見かけないタイプのコーヒーで、なんとヘーゼルナッツ風味です。
ヘーゼルナッツの甘い香りに反して味に甘みはなく通常の苦味と酸味です。甘い匂いで甘い味だったらそれはそれでキツかったかもしれませんね。これでちょうどバランスが取れています。
もちろん、苦いのが苦手な方は砂糖やミルクを入れてお召し上がりください。
最初にヘーゼルナッツ風味を嗅いだ時は、これがコーヒーなのか!?と驚きましたが、2回目、3回目と飲んでいるうちに病みつきになってしまいました。そんな魅力のあるコーヒーです。
豆はベトナム産のアラビカ種が使用されており、リスのふんから採取された上品な香りのコーヒーです。
※ふんといっても超高級なジャコウ猫コーヒーがあるように、清潔で上品な香りです。
毎日コーヒーを飲んでいてたまには変わり種を飲んでみたい!
コーヒーの苦みが苦手!
という方にはちょうど良いコーヒーかもしれません。
日本でも販売されているのでぜひお試しください。
まとめ
様々なベトナムのコーヒーをご紹介しました。
コーヒーの名産地なだけあって、馴染みやすいコーヒーからベトナム独特の甘い香りのコーヒーまで様々です。たまには違ったコーヒーを飲んでみてはいかがでしょうか。
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