ベトナム観光で気をつけたい8つのこと|治安・移動手段・お店選び

ベトナム

こんにちは、こうきちです。

ベトナムに住んで早5年と半年が過ぎようとしています。

ベトナムは東南アジアでも比較的安定していてデモも少なく治安が良いと言われています。実際住んでいてもかなり治安の良さは感じます。

とはいえ、初めてのベトナム旅行は土地勘も文化もわからないため不安な要素は多いはず。

今回は、ベトナム旅行中に犯罪にあわず嫌な思いをしないためにも、また逆に、現地の良いお店に巡り会うためにも、常に意識しておきたいことを中心としてご紹介いたします。

★こんな方におすすめ
・ベトナム旅行を検討している
・ベトナムの治安が知りたい
・現地でローカル店に挑戦したい

筆者が体験した身の危険

最初に、ベトナムは治安がいいとはいうけど実際どのくらい治安がいいのか。

以下の記事ではベトナム歴5年の筆者の実体験を具体的にご紹介しています。

目次を見ていただくだけでもわかる通り、これまで殺人事件的な身の危険はありませんでした。

主に気をつけたいのはスリぼったくりです。

犯罪防止編

観光地で客寄せしているタクシーには乗らない

観光地で道路脇に停めて客待ちしているタクシーはかなりの確率でぼったくりタクシーです。メーターを使わなかったり、メーターの進みが異常に早かったり、油断ならないです。

道路を走っているタクシーを手をあげて停めるのがぼったくりタクシーに遭いづらいです。でもタクシーに乗ったとしても、行き先がなかなか伝わらなかったり、遠回りされて距離稼ぎされたりで不安な要素も多いのも確かですよね。

Grab バイク

近年では配車アプリの「Grab」がベトナムではかなり普及しています。筆者もタクシーではなく普段はGrabで車を呼んでいます。Grab呼ぶときの手順を簡単にまとめます。

  1. アプリを開いて「出発地」と「目的地」を設定
  2. 地図上にルートと値段が表示される
  3. 「配車」を実行する
  4. 運転手が自分のいる「出発地」まで迎えに来てくれる(地図上に運転手の場所が表示される)
  5. 車のナンバープレートを確認して車に乗る
  6. 目的地へ発進(運転手は目的地を知っているので、特に運転手との会話は不要)
  7. 目的地へ着いたらお金を払う(カード決済の場合は自動精算)
  8. 終了

目的地を伝える煩わしさや支払い料金の揉め事などもGrabアプリが全て解消してくれます。

運転手との会話は特に不要ですが、4番のところで運転手から電話がかかってくることがあります。それはほとんどの場合が「出発地」の住所の確認と本当に配車依頼をしたかの確認だったりするので、いつも「Vâng, Vâng.(はい、はい)」と言って終わりです。

Grabアプリは事前に日本でアプリをインストールして、最初の利用者情報だけ登録しておくと旅行中便利です。アプリのダウンロードはこちらから。

iPhone版:https://apps.apple.com/SG/app/id647268330?mt=8
Android版:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.grabtaxi.passenger

人気のない道には行かない

日本でも同じですが、人気のない道は犯罪の匂いがプンプンです。

薬物の取引やバイクでのひったくりなどありえますし、何かあった場合には助けを呼ぶこともできません。物陰に犬がいて吠えてくることもあり得ます。犬に噛まれると狂犬病の恐れがあるので、検査のためにも病院送りになって旅行が台無しになりますし命の危険もあります。

実際、筆者もジョギング中に人気のない道で犬に吠えて追いかけられて焦り、もう1人で人気のない道に行かないことを誓いました。

犬に近づかない

前述の通り、犬は狂犬病のリスクがありますが、街中を自由に歩いていたりします。

田舎の観光地などでは放し飼いにしていることが多かったりします。飼い犬以外にも、野良犬も多いので、田舎の方は特に気をつけたほうがいいです。

可愛いと思っても野良犬で病気を持っていることもあり得るので、無闇に近づかない方が無難です。

市場で買わない

必ず値段をふっかけてくるので、値下げ交渉が必要です。これを毎回繰り返すのはさすがに面倒くさいので市場で買わず、VinmartやBigCといったスーパーで食料品を買います。

洋服や小物家電も然りで、市場では値段交渉の対象になります。洋服はサイズが合わなかったりストレッチ性がなかったり、Bluetoothスピーカーもその場では「安くて使えそう!」と思っても数日すると壊れたり5分聴くとBluetooth接続が自動解除されたりといった不具合があったりします。

市場で買う場合は、使い捨ての効くものや壊れても後悔しない値段のものなど、妥協できるものにすると後々後悔しません。

とはいえ、市場やナイトマーケットは観光の醍醐味であるので、何か買う場合は、多少お金を出しても構わない心持ちで行ってみましょう。

貴重品に用心する

街歩きするときに財布や携帯のスリにあう事件が多く発生しています。特にハノイの観光地のホアンキエム湖や日本人の多く住むリンラン通りエリアで日本人が狙われる事件が連続で発生して日本大使館から警告が出るほどでした。

財布と携帯はポケットに入れたとしても、外から見えないように心がけましょう。特に男性ですが、後ろポケットで長財布が半分飛び出しているのは危険です。携帯を持ちながら歩いているのも、そのままバイクでひったくられて持ってかれる事件もあります。

また、レストランやカフェで携帯やパソコンを置きっぱなしにするのもおすすめはしません。案外、カフェでパソコンを机に置きっぱなしにしてトイレに行くベトナム人もいますが、リスクが高いことは確かです。パソコンを鞄にしまうか、携帯ならトイレに持っていくかして見えないようにすることが無難です。

特に、観光地で外国人の多いカフェやレストランではそういったスリや置き引きが多いので気をつけましょう。

高価なものを身につけない

ベトナムでは富裕層が急増しており、ブランド物や高価なアクセサリーを身につけているベトナム人も増えていますが、やはり犯罪の対象は外国人観光客が狙われやすいです。

特に日本のパスポートはビザ免除国数が世界一ともあり最強ですし、ベトナム人からしたらお金を持っていて盗みやすい人種だと思われていても不思議ではありません。

あまり派手に着飾らない方が無難です。(映え写真を撮るために派手なベトナム人女性は多いですが、、)

ローカルお店選び編

観光で街歩きしていると、せっかくなのでローカルのフォーやカフェに入ってみたいですよね。その時にどんなお店を選べば正解なのか、できるだけいいお店を見つけるポイントをご紹介します。

お客さんがいるお店を選ぶ

美味しいお店の選び方1つ目は「お客さんがいるお店を選ぶ」です!

「当たり前じゃん」ともツッコミがきそうですが、ちゃんと理由があります。

すでにお客さんがいるということは以下のメリットがあります。

  • 味は悪くない(少なくても味の最低ラインはクリアしている)
  • 品出しをする準備ができている(注文してからの待ち時間が長すぎない)

味に関しては正直わからないところは多いですが、お客さんが全くいないよりかは賑やかなお店の方が味が確かだということは想像できます。お客さんが1人や2人の時はあまり確信が持てませんね。

お客さんがいない場合はお店が休業時間帯(お昼とディナーの間の休み)の可能性もあり、その場合はすぐに給仕できないことが多いです。フォー屋さんであっても、スープを沸かしていなかったり、肉を切っていなかったりして準備自体に時間がかかることがあります。

また、お店スタッフがおやすみタイムでご飯を食べていたり仕込みをしていたりで、スタッフ自体がすぐに動けないことも多いです。そのため、お客さんが1人でもいてお店が稼働しているお店を選びましょう。

人相の良さそうなスタッフの店を選ぶ

ここは感情的な部分ですが、人の良さそうなスタッフのお店がおすすめです。

日本では懇切丁寧な接客が基本ですが、ベトナムではつっけんどんな態度の店員が多いです。

『お客様は神様』ではなく『食べたいなら食べていきな』的な精神のお店が多く、愛想のない接客だったり気が利かないことは日常茶飯事です。声が大きく怒っているように聞こえることもしばしば。

これは日本からの観光客にとっては大きなギャップだと思います。不快な思いをせずに食事を済ませたいなら人の良さそうなスタッフさんがいるお店を選ぶのがおすすめです。(探すのが難しいかもしれませんが、、)

まとめ

今回は筆者の経験をもとに、ベトナム生活の上で常に意識していることを挙げてみました。観光客の方にも通じるところがあると思います。

より安全に、より楽しく、観光するためにご参考になればと思います。

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