インドネシアは日本と同様に火山大国ですが、活発な火山が数多くあります。
まさに火山が連なってインドネシアの島々が形成されています。
今回は今も噴煙を上げ続けるブロモ火山についてご紹介します!
ブロモ火山はジャカルタからはるか東(800km)にあります。
阿蘇山のように巨大なカルデラを形成しており、外輪山の内側に盆地、その中心に噴火口があります。
下の写真は外輪山から中央火口を眺めた様子。
写真中央の煙が濃い部分が噴火口です。
この日は雲が多かったので全体的に霞んでいますが、運が良ければ外輪山の内側に雲海が広がり、その中に中央噴火口がポツンと出ているような雄大な景色が見れます。
ピンボケしててすみません、、、!!( > < )
早朝から雲海を見ようとやってきた観光客でごった返してます。
この外輪山頂上まではツアーのジープで送り迎えしてくれます。
ジープを降りて外輪山頂上までは徒歩15分くらいです。
日本じゃこんなジープなかなか乗れないですよね。
わざわざこんな舗装された道をジープで行く必要あるのか?
と思っていましたが、この後理由がわかりました。
外輪山から内側の盆地に降りていくと広大な砂漠が広がっています。
ここを勢いよくジープでかっ飛ばしていくんです!
そして中央の噴火口近くまで来るとそこからは徒歩でハイキングです。
内輪山はいくつかありますが、草木が生え始めていて、初々しい山のような感じです。
比較的最近できたであろう内輪山には草木はなく、水の流れた跡が大きな溝になっています。
地面は柔らかく足場が悪いため結構堪えます。
ジープを降りてから山頂まで40分くらいでしょうか。
盆地をしばらく歩いた後に登山道になります。
ブロモ山自体は2329mくらいですが、登った内輪山の高さは200m(目分量)くらいでした。
ようやく9合目くらいまでやってきました。
歩くの嫌だという人はラクダに乗って散歩することもできるようです。
一際大きな内輪山です。
その隣に轟音を轟かせながら煙を上げている噴火口があります。
この噴火口の手前には手すりもありませんのでご注意を!
この中に落ちたらもう戻ってこれないんだろうな、、と思いつつ覗き込みます。
新幹線が真横で走っているような轟音が空気・地面を伝って全身で感じられます。
地球が生きてるとよく例えられますが、まさにこのこと。
写真では見づらいですが、よく見ると煙の噴き出しているところに硫黄がこびり付いていました。
下の方に登山客、ごま程度に小さいですね。
噴火口をバックに振り返ると今まで登ってきた道のりを一望できます。
人工物もなく、荒廃した土地。
まるで火星のような壮大な地形に圧巻です!
ちょっとわかりづらいかもしれませんが、パノラマ写真です。
立っている場所が噴火口の頂上で、足場はあまり広くありません!
行く場合はくれぐれもご注意を。。
[2017年5月 旅行]
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