ハノイの洪水

ベトナム

ベトナムのハノイは大雨が降ると洪水が起きます。(年に2、3回)

なんというか、排水能力が低すぎて道路に水が溢れかえっちゃいます。

土砂降りであれば1時間の雨でも冠水してしまいます。

バスも立ち往生・・・

朝の通勤ラッシュに冠水していれば当然みんな数時間の遅刻です。

雨が止んでいても冠水していれば午前中に会社に辿り着けないことも。

というか潔く休む人もいます。

普段のサンダル通勤もこういう時には無敵の装備となります。

私も帰宅中に雨に降られたことがあり、
普段自転車で20分のところ、雨宿りしているうちにどんどん豪雨になってしまい、
ふくらはぎまで冠水してしまったことがあります。

その時はのんきに雨宿りせず直帰すればよかったのですが、
悔やんでも後の祭り
全身下着までびしょ濡れです。

ハノイの道路はどこに穴(排水溝)があるのかわからないので
冠水しているといつ穴にハマるかわからない恐怖があります。
もちろん汚水混じりなので感染症の恐怖もありますが気にしないようにします。

ハノイ豆知識

「 Hà Nội (ハノイ)」は漢字で書くと「河内」

そう、もともと河があってその名残の湖がハノイ市内のいたるところにあります。

おまけに土質も赤土がメインなので水はけが悪いのです。

ハノイを流れるホン河(紅河)は名前の通り赤土でとっても濁っています。。笑

2022年追記

2022年5月末からハノイでは雨が続いており、5/29(日)は昼間に2時間ほどの雨が降った結果、市内の至る所で冠水してしまいました。

私はカフェで雨宿りををしていたのですが、ようやく雨が収まってきて帰ろうとしたら目の前の道路がこんな状態になっていました。

先に行った人は波に押されて倒れそうになっていました。膝丈の水でも圧力がすごいですね。

どうする?裏門はないのか!?と探したのですが、出れるところは見つからず。。

出口はこの門しかないので、ここを通るしかないです。

バイクだったので余計心配でしたが、この後なんとかエンジン止まることなく水のない場所まで出れることができました。

ただ、家に帰る途中も至る所で冠水しており、冠水場所にぶつかると引き返して別の道を探すかんじです。

ロッテタワーの交差点
Keangnam前道路

ここの道路は大きい幹線道路との交差点なのですが、両車線とも水没しているのと、車やバイクが両方から我先にと隙間なく出てきているのとで、全く身動きできないほどに固まってしまっていました(デッドロック状態)

Keangnam前道路で立ち往生する人々

もはや湖を眺めるように、水没した道路を眺めるしかないです。ここでこの時間にカフェを開いたらかなり集客できそうです。笑

まだまだ雷と共にゲリラ豪雨は続きそうですが、『ハノイ夏の風物詩』とも言える風景です。

みなさん急な雨にはご注意を。笑

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