ついに開国!入国隔離なし!今のハノイの状況は?

ベトナム

こんにちは、こうきちです。

ベトナムは2022年3月15日より、海外からの渡航客の受け入れを大々的に開始しました!

陰性証明書があれば、隔離なしで入国できるとのこと。
(後ほど詳しく説明します。)

そして、 数ヶ月の社会隔離(ロックダウン)の後もホーチミンなど他の都市と比べてなかなか規制緩和されなかったハノイ。Grabバイクも他の都市と比べて数ヶ月遅れで解禁されました。

  • ホアンキエム湖周辺の歩行者天国が1年ぶりに再開
  • 飲食店の営業は21時以降も可能に
  • 外国人観光客も徐々に入国開始

これらの規制が今週一斉に緩和され、最初の週末のハノイはどんな様子だったのかご紹介していきます。

ベトナム開国!隔離なし入国が可能

2022年3月15日より外国からの入国条件がかなり緩和され、コロナ検査は必要なものの、コロナ前の状態とほぼ同じくらいの水準まで規制が緩和されてきました。

ベトナムへの入国、出発時に新型コロナ陰性なら再検査と隔離が不要に[社会]
 保健省が15日夜に発表した最新ガイダンスによると、空路によるベトナム入国者は、出国前に受けた新型コロナ検査で陰性なら、ベトナム入国時は健...

具体的な入国要項をまとめると以下のようです。(上記記事より抜粋)

・空路によるベトナム入国者は、出国前に受けた新型コロナ検査で陰性なら、ベトナム入国時は健康申告を行うだけでよく、再検査と隔離の必要はない。

・RT-PCR/RT-LAMP検査なら出国前の72時間以内、抗原迅速検査なら24時間以内に受ける必要がある。

・(最新ガイダンスでは)入国後の再検査や隔離、またワクチン接種証明書や完治証明書の必要性の有無には触れられていない。

・(出国前に陰性であれば)入国後すぐにでも観光活動に参加することが可能

・入国後に感染疑いの症状が出た場合は、改めて検査を受ける必要がある。

・2歳未満の幼児については、入国経路やワクチン接種・感染履歴の有無を問わず、検査を受ける必要が無く、保護者とともに入国して各種活動に参加することが可能。

ベトジョー

入国後に隔離がないのはかなり大きいですね。ほぼ入国規制が撤廃された形になります。

去年は入国後2週間3週間の隔離があったのが、今は隔離なし。ワクチンの威力絶大ですし、短期間で開発した方々に感謝!

この劇的な変化の背景には、昨年2021年の夏〜秋の数ヶ月間の社会隔離(ロックダウン)の頃から現在までにワクチンのスピード接種が行われていたため、多くの人が免疫を獲得したことにあると思います。

3回目接種した人の割合は3/17時点で45%です。

ベトナムは平均年齢が低い(29歳)ことから、高齢者の割合が少なく重症化する割合も少ないので、ベトナムにとってはワクチン効果は絶大だったと言えます。

規制緩和で賑わいムードのハノイ

  • Grabバイクが半年ぶりに再開
  • 飲食店の営業は21時以降も可能に
  • ホアンキエム湖周辺の歩行者天国が1年ぶりに再開
  • 外国人観光客も徐々に入国開始

ハノイはホーチミンや他の地方都市と比べても2021年のロックダウン以降の規制緩和がなかなか実施されず、規制が厳しいままでした。2022年1月からハノイの感染者数が急激に増え始め、ベトナムで一番感染者数が多かったことが主な理由だと思います。

バイクでの感染リスクはタクシーとそこまで変わらないと思うのですが、ホーチミンではGrabバイクが解禁されているのにハノイでは2022年2月まで禁止されており、不公平感を感じずにはいられませんでした。もはや市政が許可するのを忘れているのではないかというレベルです。これはハノイに住んでいる方なら誰もが共感できるはず。。

飲食店も夜9時までの営業制限がロックダウン以降半年くらい続いていましたが、3月よりついに制限撤廃されました。これは大変嬉しいことです。仕事や用事で夜ご飯が遅くなったりカフェでの作業も捗ります。飲み会も9時以降OKなのは大きいですね。

また、ハノイの観光の中心地アンキエム湖の歩行者天国も2022年3月18日より約1年ぶりに再開しました。ホアンキエム湖は若者や家族連れが一番遊びにくる場所でもあり、市内でも一番有名です。この後、詳しく様子をお伝えします。

※ 2022年3月23日現在、ハノイでマッサージとカラオケはまだ営業が許可されていません(が空いているところは多いです)

ホアンキエム湖 ( Hồ Hoàn Kiếm )

ホアンキエム湖は週末の夜になると、湖をぐるっと1周歩行者天国になります。

単純に回遊するように歩く人が多いですが、中にはライブや大縄跳び、ダンスなどの催し物をやっている箇所もあります。

ご覧の通り、規制緩和後の最初の土曜日の夜は多くの人で賑わっていました。この動画のダンスは毎回週末の歩行者天国のときにこの場所で行われていたので、久しぶりに見れて感慨深かったです。笑

歩行者天国(ライブ)

上の写真のようにバンドを組んでライブしているところもあり、いつもここも結構な人だかりになっています。演奏している曲は流行りのものや若者向けの曲が多いイメージです。

ちなみに、後ろに見える赤いライトアップされているのが高級ブランド店が多数入っている高級デパートのチャンティエンプラザ(Tràng Tiền Plaza)です。ハノイの銀座のような立ち位置ですかね。

歩行者天国(謎のインタビュー風景)

こちらの路上で行っているインタビューも大変人気があるようで、かなり大勢の若者が集まっていました。 Youtubeかテレビの有名人なのかはわかりませんが、人気がある雰囲気を感じます。

みんなマスクは付けているものの、こんなに大勢の人が集まっていていいのかと思ってしまいますね。(こう見ると、白か黒の服を着る人の割合がかなり高いですね。)

ビールストリート(Tạ Hiện)

続いて、ホアンキエム湖から北に300mほど歩いたところに、ハノイで一番有名なビールストリートTạ Hiện通りがあります。こちらは路上にプラスチックのテーブルと椅子を並べて飲み食いができるスタイルの開放感あふれるお店が並んでいます。

規制緩和後の最初の週末ということで、公安も出動して見回りに来ていました。それにしても、ホアンキエム湖に負けないすごい人の数です。

ビールストリート

一応道路の両脇にお店が並んでいるのですが、店内自体はスペースが6畳もないくらい狭く、道路で飲み食いするのが基本となっています。そして各お店の呼び込みもすごいです。興味ないお店ならガン無視した方が良いですが、少しでも歩幅を緩めたり興味ありそうに見せるともう腕を掴まれて引き止められます。

(ここは一応路上です)

また、ここは一応路上ではあるのでバイクが通ることもあります。申し訳なさげに通るバイク・・・

一応、このエリアへはバイクの侵入制限がありますが、住民などはバイクの出入りが許可されているのでバイクが通るのです。平日など歩行者天国ではない場合は、こういった密集地帯に車が通ることもあります。さすがに幅が足りないので食べているお客さんがテーブルを移動させるということもしばしばです。

まとめ

規制緩和後の最初の週末の様子、いかがでしたでしょうか。

感染爆発しそうなほどの密集具合に驚く方も多いかと思いますが、一応ワクチン接種は世界でも進んでいる国の一つです。ベトナムでは新型コロナウイルスはインフルエンザなどと変わらない風土病へと扱いレベルが下がっています。

これからますます盛り上がってくる観光業、他の場所でのレポートもご紹介していこうと思います。

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