ベトナムに住んで感動したこと5選‼︎

ベトナム

こんにちは、こうきちです。

ベトナムに住んで5年近くになりますが、その中で最も感動したことをご紹介します。

筆者自身、ベトナムに来る前のイメージと来た後では印象がガラッと変わっています。当初ベトナムに関する知識がなかったというのもありますが、実際にベトナムに来ないと感じられないこともあります。

ベトナムに興味がある方、ベトナムに旅行・赴任を考えている方に参考になればと思います。

逆に、ベトナムへの印象が悪い方にも見直すきっかけになる記事かと思います。

配車アプリがかなり便利

2021年現在のベトナムでは「Grab」というタクシー配車アプリが普及しています。

「街を歩けばGrabにあたる」くらいそこら中で緑のユニフォームのGrabバイクを見かけます。もちろん、自動車のGrabタクシーも数多くいます。

ベトナムには日本のように電車はないので、移動手段はタクシーかバスだけです。

近くのスーパーやお出かけする際にはGrabバイクを手軽に利用でき、しかも値段も安いため重宝しています。Grabバイクは5km走っても5万ドン(約250円くらい)です。ハノイ市内なら最長でも10km程度の移動距離しかないので、どこに行くにも大抵500円以下で行けちゃいます。

Grabタクシーだとバイクよりも値段が上がって5kmで8万ドン(400円)くらいです。

なんと言っても便利なのは、乗る前に値段が決まっていることです。

Grabのような配車アプリが普及する前は、セオムというおじさんが個人でやっているバイクタクシーが一般的でした。街角でバイクの上に座りながら通りゆく人に声をかけて客引きをしますが、毎回、値段交渉が必要でした。

相手も上乗せした金額を提示してくるので、こちらもかなり強気でディスカウント交渉しないと値段にのまれてしまいます。

セオム:「7万ドンでどうだ?」
自分 :「高い!5万ドン」
セオム:「渋滞してるから7万ドンだ」
自分 :「5万ドンじゃないと乗らない」
    →その場を立ち去ろうとする
セオム:「わかった。5万ドンでいくよ」

というやりとりが常でした。かなり面倒臭いです。おまけにスマホを使っていないおじさんなので、道に迷ったり遠回りだったりすることもしばしば。住所を伝えても詳細がわからないから、とりあえず行ってみよう的なノリもよくありました。ヘルメットも何年使っているのかわからないくらい朽ちていて臭いものもありました。

Grabの登場で、「価格交渉」「マップでの明確な目的地指定」「サービス満足度」がグーンと向上したことは間違いありません。

電子決済がかなり便利

次に、電子決済ですが、ベトナムでは銀行口座からの直接の振り込みや送金が、手数料いらずで、操作も簡単でかなり便利です。

同僚との飲み会は1人がまとめて支払い、後日計算して幹事の銀行口座に直接振り込むという流れが一般的です。銀行の種類が異なっていても手数料無料のところが多いですし、端数も含めて送金するので、小銭を準備する必要もありません。

また、最近ではAmazonや楽天市場のようなECサイトでの買い物もかなり普及しており、銀行口座からの引き下ろし連携が一般的です。注文した商品は時間帯的に自宅で受け取れないことも多いので、会社に住所指定して就業中に会社の前で受け取るというケースが多いです。実に合理的ですね。笑

愛国心と忠誠心

建国記念日には国を挙げて各都市でパレードを行ったり、国際サッカーでベトナムが勝利すると街中は紅いベトナム国旗を掲げたバイクの集団で埋め尽くされる程です。どちらもお祭り騒ぎで賑わいます。

日本の建国記念日では全くみない光景なので驚きです。サッカーで喜ぶのは日本も同じですが、ベトナムはそれ以上にサッカー愛が強く、喜びもそれ以上に大きいです。国民であれば幼少期から野原でサッカーをして育つので、一番人気なスポーツとも言えます。

また、ベトナムは戦争勝利国ということもあり、指導者であったホーチミン首席を尊敬しています。ハノイの小学校や中学校の遠足では、ホーチミン首席の遺体が冷凍保存されているホーチミン廟に必ず来ますし、学校には大きなホーチミン首席の写真が飾られています。

コロナが蔓延し始めた時には、国が「マスク着用を絶対だ」というお達しを出せば、ほぼ全員がマスク着用し、「今から6時間後にロックダウン(社会隔離)を開始する」と言えば、ほぼ全員がそれに従って外出を控えお店は閉じる、という感じになります。

そのお達しに対してとやかくいう人はいることにはいますが、日本に比べると極々少数で、そういう意味では統一のある国民性といえます。

「欲しがりません、勝つまでは」

戦争は終わっているものの、日本よりもこの愛国心と忠誠心が根強く残っている国です。

理由はどうあれ、自分の国に誇りを持ち、協調性を持って動けるところは、尊敬しますし羨ましくも思います。ふと、日本はどうだったかな、このままでいいのかな、と振り返る瞬間です。

夜に散歩してても治安悪くない

ベトナムは東南アジアの中でも一番と言っていいほど治安の良い国だと思います。

ガイドブックにも載っている通り、ぼったくりやスリは多いものの、殺人や通り魔などはほぼありません。知らない人に対してナイフで刺す人がいるという日本のニュースを話すと、ベトナムでは信じられないことだと驚かれます。そう考えると日本の方が治安が悪く感じてきます。

また、銃の保持は基本的に禁止されているため、アメリカやタイのように銃を持っている人はほぼいません。ヨーロッパのマフィアのように凶悪な組織もありません。ドラッグの売買はあるようですが、殺人に至るほどではないです。

海外旅行に行くと夜の外出は控えるように言われますが、筆者にとってはベトナムの夜はかなり安全なほうだと思います。もちろん、女性1人での外出や人気のない小道は危ないですが、それは日本も同じことです。

マナーあるベトナム人

コロナ禍でのエレベーターでの出来事です。

筆者の他に男性2人が入ってきました。1人が話し始めた時に、もう1人の男性が「エレベーターの中で話すな!」と強めに注意していました。

マスクをしてはいるものの、話すことはウイルスが飛散する要因になるので控えたいところですが、その男性がそのマナーを徹底していたのです。

筆者が勝手に考える、日本人の持つベトナム人への印象は、「適当」「ルールに甘い」「衛生が悪い」といったものですが、ベトナムに住んでいると、そうでもないことに驚きます。

人によっては、そこへんの日本人よりもしっかりした考えで交通ルールや社会ルールを守る人もいますし、このようにマナーを守る人も多いです。

「OO人はこういう傾向がある」という言い方は筆者は嫌いで、どの人種でもばらつきはあります。

その割合は国によって異なるかもしれませんが、一言に「OO人はこうだ」と決めつけて固定観念を持つのはよくありませんね。

日本でベトナムの犯罪が増えていますが、犯罪をしているのは一部の人で、善良なベトナム人も多いのです。先入観を持たず、その人と面と向かって会話し、その人間性を見極めるようにしたいものです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

意外と知らないベトナムの一面もあったのではないでしょうか。

次回は逆にベトナムで感じた身の危険を記事にしたいと思います。

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